2022年4月18日 (仮訳)ドイツ新産の建築物に被害を与える褐色腐朽菌、新組み合わせOligoporus dissectus Huckfeldt, T. & Schmidt, O. 2017. Oligoporus dissectus comb. nov., ein Braunfäule-Erreger in Gebäuden, Erstfund für Deutschland. Zeitschrift für Mykologie. Available at: http://www.ifholz.de/Saftporlinge_Z_Mykol_83_Huckfeldt_Schmidt.pdf [Accessed April 18, 2022] 【R3-09429】2022/4/18投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 褐色腐朽菌の一種、Postia dissectaをドイツ新産種として報告し、本種をOligoporus属に移した。 本種はヘッセン州西部のケーニヒスヴァルトにおいて教会の建物に発生していた。 形態学的検討を行ったほか、ITS領域の塩基配列に基づき本種と同定した。 (新組み合わせ、ドイツ新産種) Oligoporus dissectus (Cooke) Huckfeldt & O. Schmidt 旧名:Postia dissecta (Cooke) Rajchenberg (基礎異名はPolystictis dissectus Cooke) 【よく似た種との区別】 Oligoporus rennyi ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種ほど実質が堅くない 本種より分生子のサイズが大きい ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Oligoporus floriformis ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種ほど子実体が乾燥時堅くない 本種と異なり孔口が純白でない ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される